幾重にもかさなるカラマツの木々の道

今日、11月3日は、群馬県民マラソンがおこなわれました。判ってはいたのですが、休みでもあるし、天気もよいので、テレビ放映もされていたので、榛名山へ行こうと友達3人で車をはしらせました。ところが、交通規制にあって、行く道どこもひっかかってしまいました。大丈夫かと思い田んぼ道も試してみたのですが、結局榛名方面に抜けることはできませんでした。交通規制についての用紙も持って出かけたので、3人でどうにかなると高をくくっていたのが間違いの下でした。ボランティアで沢山の人が手伝っているので文句を言える立場ではもちろんありません。残念ながら、榛名行きはあきらめました。カラマツの紅葉がとても美しい場所があるので行きたかったのですが・・・・

それで、どこか抜けられる道があるかと車を走らせると、幸いなことに東の方には行くことができました。最初は、国道17号に出れば、なんとかなるかと思いましたが、ここも一部マラソンに使われるため、無理なようでした。そこで、街中を通り抜けて、赤城県道に出ました。この道もやはり、いつもよりは混んでいました。特に対向車が多くみられたので、やはり、17号からの抜け道として使っているようでした。しかし、山を上り始めると車も少なくなり、いつものように走ることが出来ました。

赤城山に向かっていくと途中はまだ紅葉では無かったのでしたが、だんだんと色づきはじめ、途中の野菜売り場の駐車場付近は、もみじの赤、黄色がとても美しかったので、その野菜売り場の駐車場で少し休んで、買い物をした後で、写真をとりました。リンゴやみかんを買いました。野菜をと思ったのですが、欲しい野菜がなかったので果物だけを買いました。それから、山に上って行くと、道の両側は、色とりどりの紅葉が目をたのしませてくれました。
山の上の牧場に着くと、もう、この辺りは、葉も落ちて、ダテカンバや白樺の白い枝が青空に映えてきれいでした。その中に赤も混じっていて「こんな景色もいいね。」と話しをしながら、覚満淵の駐車場にむかいました。しかし、遠目に覚満淵の草紅葉も少し、遅直っていましたし、今年、もう1度訪れていたので、駐車場で少し休んだ後に、小沼の方面に行こうかと話を3人でしたのですが、結局は野菜を買いたいということになり、昭和村に向かいました。大沼湖畔はもう紅葉は遅かったのですが、葉を落とした木々が赤みをおび、それはそれできれいでした。また、もみじは木々の中で赤や黄色のいろ鮮やかに残っていました。
昭和村に向かう道は、裏道となるので、紅葉はあまり期待していなかったのですが、これが大間違い。なにしろお思わず声を出してしまいました。カラマツが一面にあり、その木々が黄色に染まっていたんです。近くのカラマツの黄色、その後ろに見えるカラマツの黄色、そして、その木々の間にみえる、紅葉の赤や黄、カラマツの重なり合う木々の色は、見事としか言えませんでした。今年もいくつかの山に既に紅葉狩りにいっておりますが、こんなに近くにこれほど見事なカラマツ林が広がっていたとはおもいませんでした。何回か通っている道なのですが、これほどカラマツの木々があったとは、この時期になって始めて気がつきました。

あまりに見事だったので、今までは寄ったことがなかったのでしたが、水源の森の東屋に立ち寄りました。ここでも見事な紅葉が四方をとり囲んでいました。ここでは、山々は紅葉に染まり、その中に色鮮やかなカラマツの黄色が太陽に照らされて息を飲みました。空を見ると飛行機雲が4本真っ青なそらに平行に描かれていました。水の流れの音を聞きながらいくつかの道に分かれていたので、またゆっくりこの辺りを歩きたいなと話しながら後にしました。

昭和村のロマンチック街道をドライブすると山々が広い畑の向こうに見ることができました。新鮮な野菜を購入して家路につきました。帰りは道も通行止めになることもなく、家に着くことが出来ました。
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