お車を使用していない時も、エンジンコントロール装置、時計、カーナビやドライブレコーダーのバックアップこれにバッテリー自体の自己放電が加わり、バッテリーは少量(通常100mA以下)ですが放電し使われています。このような放置状態が長引くと、バッテリーの性能に影響してきます。このようなお車の方は、少なくても1カ月に1度は、できれば数Km走行し、補充電しましょうね!アイドリングで充電するより効率が良いですから。
最近のバッテリーは性能が向上し、使い始めてからの性能低下(劣化)の進行は、寿命期まで緩やかになっています。昔に比べバッテリーの性能がフルに引き出せる期間が伸びています。それでも寿命が近づくと性能は急激に落ち、翌朝エンジンがかからないということも起こりえます。普通にお車を使用している方でバッテリーの寿命は4年以内といわれています。これはその期間で、内部の極板が充放電の繰り返しによる化学変化で劣化が進み、蒸留水の蒸発で希硫酸濃度が適正値でなくなることから既定の電気が取り出せないことによります。突然のバッテリー上がりの前に、必ず力不足など兆候があるので見逃さないことです。
定期的に充放電を繰り返さない場合、劣化は進むようで12ヶ月点検などで、是非バッテリーの補充電もお願いすると良いですね。
補充電することで定格量の電気が十分充電され、元通り力強くなりますよ!
バッテリーが一番酷使されるのは、お車を頻繁に使用する場合です。それは、充放電が頻繁に繰り返されることで、バッテリーの電極などの劣化が早く進み製品寿命を早く迎えます。最近力不足になった感じた時が寿命ですよ!
また、あまりお車を運転されない場合は、充電期間が少ないことから、バッテリーの容量低下(パワー不足)を招き、エンジンがかからないことも起きます。この場合は過充電すれば性能が戻ることもあります。いずれの場合も点検整備に出すことになります。
バッテリーは力不足を感じた時は、点検整備を依頼し、バッテリー寿命と判断されたら交換するか、早めに満充電状態にすることが重要ですね。
以前はバッテリー補充液(蒸留水)で液減り補充を、自分で行いましたが、最近のバッテリーはメンテナンスフリータイプが一般的になりました。
注入用蓋があるタイプ、密閉タイプがありますが、蓋付きは外すとき電解液(希硫酸)に触らないよう注意が必要ですね!定期点検でプロ任せが安心ですよ!
正しくバッテリーをメンテナンスし、安全なドライブに努めてくださいね!